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腰部脊柱管狭窄症と
鍼灸指圧マッサージ

脊柱管内の神経が圧迫されることによって生じる腰痛や殿部~下肢への痛み・しびれなどの症状が生じ、進行すると数分間の歩行や立位で痛みやしびれや脱力感などが起きと歩けなくなります。前かがみの姿勢をとって休憩するとその症状がおさまり、再度の歩行や立位で同様の症状を繰り返す「間欠跛行(かんけつはこう)」が生じます。

病態が進行すると尿失禁・便失禁などの「膀胱直腸障害」を起こすケースもあります。

腰の骨の変形やズレ・椎間板の突出・靱帯の骨化が脊柱管内の神経を圧迫することが原因となります。

そのイメージはこの下の図をご覧ください。

脊柱管狭窄をおこしている状態のイメージ図

腰部脊柱管狭窄症の主症状・・・間欠跛行・下肢の痛み・下肢のしびれ

腰部脊柱管狭窄症への鍼灸治療

 

神経根型・馬尾型共に鍼灸治療の対象となりますが、鍼灸の効果が持続しないものや膀胱直腸障害が有るものは手術の検討が必要なので専門医に紹介します。

鍼灸の臨床では腰部脊柱管狭窄症の痛みやしびれを改善させるのに、現代鍼灸の技法としての「腰椎椎間関節刺鍼」や「坐骨神経刺鍼」や「陰部神経刺鍼」が著効することも多いのですが、これらの技術は長鍼を用いて目的とする部位に正確に鍼先を当てる高度な解剖学的知識と正確な技術が必要となります。

痛みが強い際は「100Hzの低周波を用いた20分間以上の腰椎椎間関節パルス通電」を併用すると鎮痛効果が現れ、直後効果が良好です。

また陰部神経ブロック点に運動鍼(鍼が刺さった状態で鍼が刺さっている筋肉を動かす運動を行わせる手法)は頑固な痛みに有効です。

腰椎の前弯が進んでいる(いわゆる「反り腰」)場合は、腸腰筋刺鍼および手技によって腸腰筋に柔軟性を持たせて、反り腰を軽減させることが先ず大切となります。

そういったテクニックを「正確に」用いても効果が1日ももたないような状態が続く場合は、症状がかなり進行しているため鍼灸の限界とみて、手術が必要なケースと考えます。

腰椎椎間関節刺鍼

左側の図を見るとわかりますが、椎間関節の狭い隙間に6cmの長さの鍼の鍼先を当てます。椎間関節は痛みを感じる脊髄神経後枝内側枝の支配を受けています。

陰部神経刺鍼

陰部神経はお尻の深い所に走行しているので、12cmの長さの鍼を用いて、肛門や尿道など股間に鍼の刺激が伝われば成功です。

坐骨神経の解剖図

お尻~モモの裏~ふくらはぎ・スネに走行する神経なので坐骨神経痛はこの神経の走行に沿った痛みを感じます。

坐骨神経刺鍼

坐骨神経刺鍼は痩せ型の女性では6cm、体格の良い方で12cmの鍼を用いて坐骨神経に鍼先を当てます。うつ伏せでも出来ますが、横向きでの刺鍼(ししん)が効果的です。鍼先が神経に当たった際、ふくらはぎや足のほうへ鍼の刺激が伝われば成功です。

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