27年の臨床歴、講師歴25年の鍼灸師がお身体の悩みを真摯に解決に導きます
鍼灸・不妊鍼灸・指圧マッサージ
治療室ホスピターレ (立川・昭島・日野・八王子)
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脊柱管内の神経が圧迫されることによって生じる腰痛や殿部~下肢への痛み・しびれなどの症状が生じ、進行すると数分間の歩行や立位で痛みやしびれや脱力感などが起きと歩けなくなります。前かがみの姿勢をとって休憩するとその症状がおさまり、再度の歩行や立位で同様の症状を繰り返す「間欠跛行(かんけつはこう)」が生じます。
病態が進行すると尿失禁・便失禁などの「膀胱直腸障害」を起こすケースもあります。
腰の骨の変形やズレ・椎間板の突出・靱帯の骨化が脊柱管内の神経を圧迫することが原因となります。
そのイメージはこの下の図をご覧ください。
神経根型・馬尾型共に鍼灸治療の対象となりますが、鍼灸の効果が持続しないものや膀胱直腸障害が有るものは手術の検討が必要なので専門医に紹介します。
鍼灸の臨床では腰部脊柱管狭窄症の痛みやしびれを改善させるのに、現代鍼灸の技法としての「腰椎椎間関節刺鍼」や「坐骨神経刺鍼」や「陰部神経刺鍼」が著効することも多いのですが、これらの技術は長鍼を用いて目的とする部位に正確に鍼先を当てる高度な解剖学的知識と正確な技術が必要となります。
痛みが強い際は「100Hzの低周波を用いた20分間以上の腰椎椎間関節パルス通電」を併用すると鎮痛効果が現れ、直後効果が良好です。
また陰部神経ブロック点に運動鍼(鍼が刺さった状態で鍼が刺さっている筋肉を動かす運動を行わせる手法)は頑固な痛みに有効です。
腰椎の前弯が進んでいる(いわゆる「反り腰」)場合は、腸腰筋刺鍼および手技によって腸腰筋に柔軟性を持たせて、反り腰を軽減させることが先ず大切となります。
そういったテクニックを「正確に」用いても効果が1日ももたないような状態が続く場合は、症状がかなり進行しているため鍼灸の限界とみて、手術が必要なケースと考えます。
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