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四十肩・五十肩は炎症による熱感が有るか無いかで鍼灸治療の方法が変わります。

2023年12月3日更新

熱感の有る四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

痛い部分やその近辺に炎症が有れば、熱感を感じます。わかりにくいときは左右の痛い場所を同時に触って比較します。熱感が有る場合は、保冷剤などでしっかりと冷やしてから鍼灸治療を開始します。痛みを感じる局所には、炎症が余計にひどくなるので指圧やマッサージを行うことは禁止です。

痛みを起こす部位は腱板と呼ばれる部位で、棘上筋腱が上腕骨と肩甲骨の一部に挟まれることによってその周囲に強い炎症が生じて、腕が挙がらなくなります。

ひどい場合には夜間痛(寝ている間に起きる激痛)で夜中に目を覚ますことを繰り返します。

ご自宅においては、熱感が有る四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)が起きている方は、炎症が余計にひどくなるのでお風呂に入って肩を温めてはいけません。シャワー程度にして、シャワーから上がったら保冷剤などでしっかりと患部をアイシング致します。

時々、炎症が有るのにお風呂に入ってしっかりと肩を温める方がいらっしゃいますが、こういう方は炎症による癒着(ゆちゃく)もひどくなって経過が良くありません。それこそ、整形外科などに通院しても治るまでに2年以上かかるケースもよく見かけます。

また日頃は、アームバンドなどを使用して、腕の重みが患部にかからないようにすることも、早く治す上でとても重要です。

 

 

 

腱板:四十肩・五十肩で炎症が起こりやすい部位

アームバンドを使えば患部の安静につながり、三角巾のように汚れたりしません。

炎症を起こしている腱板をしっかり冷やしてから四十肩・五十肩への鍼灸を行います

熱感の有る四十肩・五十肩への鍼灸指圧治療

先ずはどこで炎症が生じているのかを突き止め、熱感を感じなくなるまでしっかりとアイシングします。

患部がしっかり冷えたら、ローテーターカフと呼ばれる筋肉(棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょっかきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)、小円筋(しょうえんきん)の硬い部分を鍼し、また腕を挙げるのを邪魔する大円筋などにも鍼をして関節可動域を広げながら痛みを和らげていきます。

お灸は抗炎症作用が有るので、痛みを起こしている腱板に行います。

 

指圧マッサージを併用する場合は、炎症を起こしている腱板の部分を避けて、周囲の硬くなっている筋肉を柔らかくし、肩全体の血流を良くさせます。

 

 

★おススメのコース★

夜間痛の有る四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

炎症が強い時期には寝ている際に、四十肩・五十肩の激痛で夜中に何度も目覚めてしまう「夜間痛」がしばしばおこります。

これは寝ている際に痛めた腱板部分に負荷がかかることによるものです。

痛みがひどくて眠れないときは、患部をしっかり保冷剤などで冷やしてから、腱板部分への負荷を減らすべく、アームバンドなどで肩関節が動かないように固定して布団の中に入って頂きます。

痛みを感じる部位には、炎症や熱感が余計にひどくなるので指圧やマッサージを行うことは禁止です。

固定の仕方は下の写真をご覧ください

 

【寝る時】夜間痛を避けるために肩関節を固定して腱板への負荷を避けるためのアームバンドの使い方
(バンドを腰のほうへ回して腕を固定しています)

【日中】このように腕を固定し腱板への負荷を減らして四十肩・五十肩による炎症が早く治まるようにします

夜間痛の有る四十肩・五十肩への鍼灸指圧治療

鍼灸指圧治療の仕方は、上述、「熱感が ある場合の四十肩・五十肩への鍼灸指圧治療」と基本は一緒ですが、炎症による熱感をひどくしないためお風呂には入らず、シャワー程度にして、保冷剤などで肩をしっかりとアイシングして、アームバンドで腕を固定し腱板への負荷を減らしてお布団に入ってください。

また日中も可能な限り患部を冷やし、アームバンドで腕を固定し、腱板への負荷を減らすことが、1日も早い治ゆのために大切なこととなります。

 

 

 

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