お気軽にお問合せください

042-526-0766
診療時間
月〜金:10:00〜20:00(受付19 :00まで)
土・祝:10:00~18:00(受付17:00まで)
休診日
 毎週日曜日(他に臨時休診日有り)

群発頭痛と鍼灸・指圧マッサージ

2023年11月16日更新

群発頭痛の主な症状

  • 目や目の周り(目の上や側頭部)の頭痛が15分~180分間程度繰り返す
  • 目が充血、涙が流れる、縮瞳(瞳孔が小さくなる)、眼瞼下垂、眼瞼浮腫
  • 鼻水、鼻づまり、耳閉感
  • 落ち着きがなくなる、あるいは興奮する
  • 夜間・早朝に多い
  • 飲酒で誘発

頭痛に上記の随伴症状が少なくとも1項目以上当てはまると「群発頭痛」と診断されるようです。

群発頭痛発症のメカニズム
(沢井製薬HPより)

群発頭痛は20~30歳台の男性に多いとされてきましたが、近年、女性の患者も増えてきており男女差は縮まっているそうです。

有病率は0.07~0.09%であまり多く見かけるタイプの頭痛ではありません。

原因や発症のメカニズムについてはまだ解明されておらず、複数の説がありますが、その一つに「頚または頚動脈管(けいどうみゃくかん)説」が挙げられます。

何らかの刺激によって内頚動脈(ないけいどうみゃく)に炎症が起き、血管が拡張すると、血管の周囲にある痛みを感じる神経(感覚神経)や交感神経(自律神経の1つ)が血管の通り道である頭蓋骨のトンネル壁に強く圧迫され、脈打つような痛みが起こると同時に、血管からの痛み信号を副交感神経(自律神経の1つ)のセンターである翼口蓋神経節(よくこうがいしんけいせつ)が受け取ります。

副交感神経が興奮することで、痛みのある側の涙や充血、鼻水、鼻づまりといった症状が生じやすくなると考えられています。

群発頭痛の治療法

群発頭痛の発作時には通常の鎮痛剤は無効で、スマトリプタンの皮下注射、酸素吸入(マスクで純酸素7~10L/分、15分間)が効果的。

群発期には予防療法が必須です。頭痛発作はほとんど毎日繰り返し起こり、1回の頭痛発作は比較的短時間であるため、頓挫薬のみでは十分な治療が困難だからです。予防療法には高用量のベラパミルが最もよく使用され、国際的な標準薬です。また、副腎皮質ステロイドもよく使用されます。慢性群発頭痛の予防には炭酸リチウム、バルプロ酸などが有効とされています。

群発頭痛の薬が効かない場合、鍼灸は有効か?

正真正銘の群発頭痛であれば、普段からしっかりと予防薬を服用するのが良いかと思います。

ただし、予防薬を用いても大きな発作が起こる場合もあるので、普段から鍼灸や指圧マッサージなどでメンテナンスをしておくと、大きな発作が起こらなくなったとのお声を頂いております。

気を付けなければならないのは、群発頭痛の症状である「目(の奥)やこめかみが痛い、側頭部の頭痛」は他の原因でも生じるということです。

それは大後頭神経三叉神経症候群(GOTS・ゴッツ)である場合です。これは頚のコリ情報が大後頭神経(だいこうとうしんけい)→脳幹→三叉神経(さんさしんけい)第1枝と伝わり、目・こめかみ・側頭部に頭痛をもたらします。

これを知らない医師も多く、GOTSを群発頭痛と診断してしまうのです。

この場合の頭痛の原因は首のコリですから、群発頭痛用の薬や注射では頭痛がおさまらないし、首のコリが解消しないと目(の奥)やこめかみの痛みや側頭部の頭痛を繰り返してしまうのです。

現に当治療室ではそういう患者さんが来院し、鍼灸施術後に症状が消失して大変喜ばれております。

慢性群発頭痛の患者さんから頂いた声

大きな発作が起こらなくなりました

立川市Nさま(32歳・主婦)

群発頭痛の大きな発作が
なくなりました!

3年前から慢性群発頭痛の大きな発作に苦しんでいます。

3歳と5歳の小さな子供もいるので、予防薬をきちんと飲んではいるのですが、頭の後ろやおでこ、コメカミや目の奥の頭痛を繰り返しています。頭痛が酷いと目が空けづらくなります。

ホスピターレさんで初めて鍼灸を受けた後、大きな発作が起こらなくなりましたので、これからも定期的に通わせて頂きます。

お電話でのお問合せはこちら

042-526-0766

ご予約・お問合せはこちら

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せはこちら

042-526-0766
診療時間
月〜金:10:00〜20:00
(受付19:00まで)
土・祝:10:00〜18:00
(受付17:00まで)
休診日
日曜日(他に臨時休診日有り)

ご予約・お問合せ

メールでのお問合せは、24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。お急ぎの場合は、診療時間内にお電話をお願いします。

お問合せはお気軽に
042-526-0766

サイドメニュー

ごあいさつ

岡本 雅典

患者さんが笑顔でお帰りになれるよう「誠心誠意」努めさせて頂きます!!