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歯ぎしりと鍼灸・指圧マッサージ

2023年11月17日 投稿

歯ぎしりを放置すると葉が欠けたり、折れたり、口の中の骨が変形することも

歯ぎしりの原因

歯ぎしりは浅い眠り(レム睡眠)のときに起こりやすいといわれており、歯ぎしりの原因として「飲酒」「喫煙」「カフェイン摂取」「ストレス」が挙げられています。

その中でもストレスによる歯ぎしりが特に多く、環境の変化や日々の疲れによるストレスを解消するのために歯ぎしりをしてしまうのです。

その他、歯並びや噛み合わせが悪い場合も、噛み合わせを調節しようとして歯ぎしりをしてしまうケースもあるそうです。

歯ぎしりに関与する筋肉

咬筋(こうきん)

咬筋は下顎を持ち上げて食べ物を噛む筋肉

顎二腹筋(がくにふくきん)

顎二腹筋は食べ物を強く噛むのに働く筋肉

側頭筋(そくとうきん)

咬筋と共に食べ物を噛むのに働く筋肉

外側翼突筋(がいそくよくとつきん)

外側翼突筋は下アゴを横にギリギリと
動かして食べ物をすり潰します

歯ぎしりに鍼灸・指圧マッサージが出来ること

強く噛んだ際にボコッと盛り上がるところが「頬車(きょうしゃ)」のツボ

顎二腹筋の放散痛部位
トリガーポイント(TP)

×印がTPでツボにこだわらず
TPに刺鍼します
 

外側翼突筋上のツボ「下関(げかん)」
 

先ほどの説明から、鍼灸・指圧マッサージが直接的に歯ぎしりそのものを止めることは難しいでしょう。

ただし、鍼灸・指圧マッサージでストレスが解放されることによって、間接的に歯ぎしりが止まることもあるかも知れません。

歯科では、寝る際のマウスピースの装着を勧めてきます。マウスピースが厚すぎると、起床時にアゴが外れそうな感覚になったり、逆にマウスピースが薄いと歯ぎしりによってすぐに破れてしまうといったことがあります。

鍼灸指圧マッサージ院に訪れる歯ぎしりの患者さんが訴える多くの症状は、歯ぎしりによって生じるアゴ付近の筋肉の張りです。

具体的には、食べ物を噛む際に重要な働きをする「咬筋(こうきん)」と歯を強く噛む際に働く「顎二腹筋(がくにふくきん)」の張りを患者さんが訴えるのです。

これらの硬くなった筋肉を緩めるには、咬筋上に在るツボの「頬車(きょうしゃ)」や顎二腹筋のトリガーポイント(TP)に鍼をするのが手っ取り早いのです。

鍼よりも時間はかかりますが、指圧マッサージでもアプローチは可能です。

症状がひどくなると、口を大きく開けることが出来なくなる患者さんもいらしゃいます。

この場合には外側翼突筋上にあるツボの下関(げかん)への鍼を加えます。

指圧マッサージでも外側翼突筋へのアプローチは可能ですが、外側翼突筋が顔の深い部分にある筋肉であるため、指でこの筋肉を押そうとすると、圧が強すぎて患者さんが痛がってしまう可能性があります。

咬筋や顎二腹筋の張りを瞬時に緩めるには指圧マッサージより鍼のほうが良いのですが、歯ぎしりをしている期間が長いと、筋肉が短縮(硬く縮こまっている状態)しており、指圧マッサージなどによって筋膜リリースを加える必要があるので、鍼灸と指圧マッサージを組み合わせると最高の施術となります。

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