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腱板損傷・腱板断裂と鍼灸・指圧マッサージ

2023年12月3日更新

腱板損傷・腱板断裂

腕を挙げるために働く「棘上筋(きょくじょうきん)」は肩関節の構造上、肩峰(けんぽう)と上腕骨に挟まれてちぎれやすくなっており、腱板に損傷・断裂が生じることによって、肩関節の痛みや腕を水平よりも上に挙げることが出来ないなどといった症状が起きます。裂けた腱板が自然に治る(くっつく)ことはなく、裂けた部分が少しずつ広がって完全に断裂してしまうこともあります。

肩関節の構造上、棘下筋は肩峰と上腕骨頭に挟まれて腱板が裂けやすくなっています

転倒などで手を地面に手を着いた際に、腱板にダメージが加わった際、そのダメージの程度によって整形外科では「保存療法」または「手術&リハビリ」が選択されます。

腱板の不全断裂では鍼灸+マッサージが効果的

【保存療法】三角巾で腕を吊るしておくだけでも、断裂そのものは治りませんが、痛みは軽くなります。痛みがひどいときは、ステロイド&麻酔の注射をすることもあります。痛みが軽くなったら、リハビリを開始し、失われた機能を肩周りの他の筋肉でカバーするようにします。程度にもよりますが、完治するまで3ヶ月から長いと2~3年かかります。こういうケースでは鍼灸(+指圧マッサージ)を1日も早く併用してください。早ければ早いほど回復する時間が早くなります。また、鍼灸を開始するタイミングが遅くなればなるほど、肩関節周りの筋肉の「拘縮(こうしゅく)」が進み過ぎて、腕が挙がらないまま固まってしまう事態となります。

【手術療法】内視鏡を使って断裂した腱板を縫い合わせます。手術後は肩を4週間ほど固定し、その後2~3か月間のリハビリを行うのが一般的ですが、鍼灸(+指圧マッサージ)が介入出来るのはリハビリの時期からとなります。

腱板損傷・腱板断裂の際に緊張するローテーター・カフ

腱板損傷・腱板断裂の際の、棘上筋と棘下筋への鍼灸低周波パルス通電療法

腱板損傷・腱板断裂への鍼灸指圧マッサージ

腱板損傷・腱板断裂においては損傷した棘上筋のみでなく、肩関節を構成する他の筋肉にも緊張がみられ、関節の構造にゆがみが生じ腕が挙がらなくなっています。特にローテーター・カフと呼ばれる肩甲骨の外側から上腕骨にかけて付着する棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょっかきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)の緊張を取ることが関節の動きを滑らかにします。つまり痛みを起こしている場所だけでなくその周囲も鍼灸(+指圧マッサージ)を行うことが重要です。

また拘縮(こうしゅく)を起こしている筋肉に鍼をし、鍼では充分に柔らかくならないような拘縮には指圧マッサージを追加して筋肉を柔軟にします。

さらに運動療法を行うことによって関節可動域を向上させます。

旧来、整形外科のリハビリでは痛くても我慢させて痛い方向に腕を動かしたりするケースが多かったのですが、この方法はお勧めできません。痛い方向に腕を動かすと痛みのためにローテーターカフが却って緊張し、肩関節のゆがみがひどくなってしまうからです。

ホスピターレで行う腱板損傷・腱板断裂への運動療法は逆に「痛くない方向」に腕を動かします。

そうすることによってローテーター・カフがリラックスし、関節可動域がその場で広がります。

これは「神経生理学」の理論で「1a抑制(わんえーよくせい)」と呼ばれる筋肉の反射を利用した効果的な方法です。

わかりやすく言えば「患者さんへの苦痛が無いのに、効果的に関節可動域を広げる運動療法」です。

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