2024年5月26日作成

首の筋肉がこることによって、副交感神経の異常をきたし、全身にさまざまな不快症状や精神症状（うつなど）をきたすことがわかってきています。頚性神経筋症候群（頚性うつ・首こり病）を発見した松井孝嘉医師によると、全うつ病患者の９５％が「精神うつ」ではなくて「頚筋性うつ」だと発表しております。

全身に生じる不快症状として松井医師は以下の１９の症状を挙げております。

緊張型頭痛、めまい、自律神経失調症、うつ、パニック障害、ムチウチ、更年期障害（難治）、慢性疲労症候群、ドライアイ、多汗症、不眠症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、機能性食道嚥下障害、血圧不安定症、ＶＤＴ症候群、ドライマウス、便秘症、起立性調節障害

首のコリが原因なのにそれに対する処置は無く、的外れな投薬を続けていると、うつ症状が改善しないばかりか、向精神薬依存となってしまいます。

またうつ症状が改善しないからといって、薬の服用を止めてしまいますと、イライラや不安などの禁断症状が現れてしまいます。

抗うつ剤を飲んでもうつ症状が良くならない方が多いのもうなずけます。

上記の１９の症状のどれかが有って、更に首がのコリがひどい方は、スマホの長時間使用を避け、そして定期的に鍼灸や指圧マッサージを受けてみてはいかがでしょうか？